骨盤矯正って何をするんですか?

●先輩ママに「出産後は骨盤矯正を受けたほうがいいよ!」って言われました。
●助産師さんから、骨盤矯正をオススメされました。
●ネットで調べたら、出産後は骨盤矯正をしたほうがいいと書いてました。
などと、他者に薦められて骨盤矯正を受けにこられる方も多くおられます。
そんな方々によく聞かれるのが、「骨盤矯正って何をするんですか?」という質問です。
ここでは、骨盤矯正について説明していきます。
骨盤って何?

骨盤とは、お尻辺りの骨のことを指します。
骨盤は、仙骨と言われる真ん中の骨と、その左右にある2つの腸骨からできています。
骨盤が開くと言われるのは、仙骨と腸骨の間にある仙腸関節の部分が開きます。
詳しくは、下記の動画で説明しています。
なぜ、出産後は骨盤矯正したほうがいいの?
出産直後の骨盤は、妊娠中に内側から圧がかけ続けられていて、通常よりも広がります。
また、妊娠~出産にかけて出つづけていたリラキシンというホルモンの関係で、骨盤を安定させていた関節や靭帯が緩くなっています。
そのため、出産直後の骨盤は、グラグラユルユルになっています。
通常であれば、徐々に骨盤は元の状態に戻っていきます。
しかし、最近は、元の状態に戻っていかない人が増えているんです!
その原因は妊娠前からの生活習慣にあります。
☑車などでの移動が多く、歩く機会が少ない
☑運動する習慣がない(少ない)
☑家では、椅子やソファーに座っていることが多い
☑床に座ったり、床から立ち上がる機会が少ない
☑猫背
などなど
これらは、骨盤周りの筋肉の発達に大きく関わっていて、該当するチェック項目が多い程、妊娠前から骨盤の安定が悪いと言えます。
その状態で、妊娠・出産で骨盤にダメージと緩みが加わるので、元の状態に戻る力がなく、サポートが必要な状態になってしまっているんです。

グラグラユルユルの骨盤は、周りに負担をかけている
骨盤がグラグラユルユルで不安定な状態になっていると、骨盤を支える筋肉や腰を支える筋肉、股関節の筋肉などに大きな負担をかけてしまいます。
すると、腰痛や股関節痛がでたり、下半身の循環が悪くなり腰周りや脚が太くなってしまいます。
また、骨盤を支えている筋肉がパンパンになってくると、骨盤が戻っていこうとするのを邪魔するようになります。

これらのことから、産後の骨盤矯正は、骨盤の広がりを戻すだけでなく、
●負担のかかっている筋肉を緩める
●弱っている筋肉を強化する
●悪くなった循環を改善する
などが必要になってきます。
産後ケア専門の整体では、骨盤矯正は何をするの?
産後ケア専門の整体では、骨盤の矯正だけでなく、以下の5つのことをおこない、産後のカラダをトータルケアします。





産後の骨盤矯正を含めたカラダのケアは、出産後1ヶ月から4ヶ月までの間に始めることをオススメします。
理由は、骨盤矯正は1ヶ月~4ヶ月に!で詳しく説明しています。