当院に通院されている方の中には、
・病院は信用できない
・整形外科なんて行っても意味がない
なんて話される方も多くおられます。
しかし、当院では、
腰痛が出れば、まずは医療機関を受診することをオススメしています。
なぜかというと、
全腰痛の5%弱は、重大な脊椎病変(悪性腫瘍、脊椎感染症、骨折、解離性大動脈瘤、強直性脊椎炎、馬尾症候群)の可能性があるからです。
もし、重大な脊椎病変があった場合、整体を受けても腰痛は改善しないどころか、悪化してしまう可能性があるからです。
なので、
まずは病院を受診し脊椎に異常がないかを確認した方がいいと、当院は考えています。
特に以下の項目に当てはまる方は、重大な脊椎病変の可能性があるので、医療機関で検査をおこなって調べる必要があります。
レッドフラッグ チェック項目
☑ 発症年齢が20歳未満か55歳超
☑ 最近の激しい外傷歴(高所からの転落、交通事故など)
☑ 進行性の絶え間ない痛み(夜間痛、楽な姿勢がない、動作と無関係)
☑ 胸部痛
☑ 悪性腫瘍の病歴
☑ 長期間にわたる副腎皮質ホルモン(ステロイド剤)の使用歴
☑ 非合法薬物の静脈注射、免疫抑制剤の使用、HIVポジティブ
☑ 全般的な体調不良
☑ 原因不明の体重減少
☑ 腰部の強い屈曲制限の持続
☑ 脊椎叩打痛
☑ 身体の変形
☑ 発熱
☑ 膀胱直腸障害とサドル麻痺
上記の項目に1つでも当てはまる場合は、医療機関を受診することをオススメします。
当院に来院された方でも、上記の項目に当てはまる場合は、施術はおこなわずに医療機関を受診していただきます。